2024/11/07
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2024/10/21
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2024/09/04
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TOP > 着物メンテそらら 日記 > 喪服や黒留袖の色褪せ
着用の機会が少ない喪服や留袖は
長く保管していると
どうしても黒が褪せてしまいます。
出して見たときに
色が褪せているように感じると
気になってしまいますよね?
でも、黒を染め直すとなると
洗い張りをして、染め直して
仕立て直して・・・と費用がかさんでしまいます。
留袖の柄を伏せる場合は、柄の面積などによって
染め直す費用が異なりますが
私どもで承る場合でも
大体20万円近くかかりますので
ややもすると、新しく作る方がお安いかも知れません。
直したいけど、着るのは
あと1回か2回だから、あまり費用はかけたくないな~
という場合、ピッタリの加工があるのです。
簡単に申しますと、仕立てあがったままの状態で
黒の染料を乗せる加工です。
写真の留袖は、アンティークの留袖で
かなり色褪せしていましたが
黒地を蘇らせることで、柄も冴えてきました。
こちらの加工は仕立て上がりでの加工という工程上
染料をしっかり定着させる加工ができず
丸洗いで色が落ちる可能性がありますので
どなたかにお譲りになる場合や
長くご着用になられる場合は
洗い張りをして、染め直し、お仕立て直し
がお勧めです。
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